苫小牧周辺の鳥たち(6)~ガン類の塒入り

苫小牧周辺の鳥たち(6)~ガン類の塒入り

10/3 ウトナイ湖でガン類の塒入りを観察しました。

▼ウトナイ湖の全景が眺められるタワーから眺めていると、目の前をヒシクイ(亜種オオヒシクイ)が通過しました。(Bean Goose)

▼塒入りを待っていると、眼下の木からカラスに覆われて猛禽類が飛び出しました。写真で確認すると、下面に鷹斑が明瞭で角尾であることからハイタカのようです。眉斑は幼鳥なので太く見えます。(Eurasian Sparrowhawk)

▼17時過ぎると突然、稜線沿いから湧き上がるようにしてガン類の群れがこちらに向かって飛んできました。

▼それらが一気に着水する様子は圧巻です。

▼暗いですが、オオヒシクイとマガンが混じっているのがわかります。

▼観察台に近い集団はオオヒシクイ、奥のほうはマガンが集まっているようでした。

▼ガンたちがひらひらと落雁の舞を見せながら降りていく様子を久しぶりに、しかも憧れの勇払原野で見ることができて感動です。

▼苫小牧の工業地帯の灯りとウトナイ湖の豊かな自然のコントラストが印象的でした。