8/31 早朝、涸沼にキリアイ出現との情報を頂き、早速駆けつけたところ見ることができました。

▼今年はキリアイの当たり年で、海や蓮田など関東だけで何箇所にも来ているとのこと。涸沼にも来ないかな？と思っていた矢先の一報でした。(Broad-billed Sandpiper)

▼今年の涸沼では小型シギチが長逗留できるようなヒタヒタ休耕田は知る限り皆無なので、キリアイ飛来は諦めていたのですが、田んぼのちょっとした隙間にできた僅かな水場に来てくれました。

▼同じ場所にはこんな方も。今年やはり多いタマシギです。タマシギとキリアイがそれぞれ1羽しかいない不思議な空間。(Greater Painted-snipe)

▼稲敷の蓮田ではスコープで遠く観察しただけだったので、今回はすぐ近くで見られてナイスビューでした。

▼眉斑がしっかりしていて正面から見るとなかなかインパクトがあります。

▼イタチがすぐ後ろを走り去っていって、危険を感じる場面も。

▼ちょこっと生えたイネ科の植物に隠れるキリアイ。
ヒタヒタと水が入った田んぼにこういった草がまばらに生えているとシギチには最高の休憩所ですね。

▼夕方、再び立ち寄ってみたところ、水場はすっかり乾き、キリアイも幻のように消えていて、すぐに見に行って本当に良かったと思いました。
ご一報下さった方に感謝です。

▼キリアイの様子を動画で撮影しました。(50秒)