涸沼のムナグロ、キアシシギ、チュウシャクシギ

涸沼のムナグロ、キアシシギ、チュウシャクシギ

5/10 涸沼を巡回しました。

▼GWの後半で、渡りのシギチが個体数が安定して見られる時期です。ムナグロ(写真)は16羽、チュウシャクシギは23羽でした。

▼ムナグロは5羽前後の小グループがパラパラと見られる感じでした。2面の田んぼを往来するようなムナグロの群れが今年は見られませんでした。

▼チュウシャクシギシギは、各地区の農道上や畦にいました。(Whimbrel)

▼チュウシャクシギも今季は群れがバラけてまとまりがない印象はありますが、ピーク時の個体数としては少ないわけではありません。
点在しているのは、感染症防止の外出自粛のため田植えが一向に進まず、5月後半になっても作業している状況なので、落ち着いて居られる水張り田んぼがあまりないことも影響しているかもしれません。

▼コチドリはどうにか1羽。たぶん工事現場の新しい砂利や農道脇でひっそりと営巣していたりして見えないだけかと。(Little Ringed Plover)

▼キアシシギを1羽発見。少し遅れて田んぼにも群れが入ることがあります。(Grey-tailed Tattler)