メダイチドリ初認、ケイマフリ

メダイチドリ初認、ケイマフリ

4/10 県央の海辺を散策しました。昼前の干潮に合わせて海辺に向かいました。

▼偶然に居合わせたベテランの方とともに広く表出した岩場を眺めますが、シギチは見つかりません。
周囲ではイソヒヨドリが忙しなく飛び回り、きれいな歌声を響かせていました。(Blue Rock-Thrush)
その後、その方がシギチの5~6羽の群れが南方に飛び去るのを発見。あわよくばその群れに出会えることを願って、その方角に歩いてみることにしました。

▼シギチの姿が見つからないまま漁港を過ぎるあたりまで歩き、Uターンして順光のなか岩場をふと眺めると、岩肌の色と同化したメダイチドリが1羽見えました。今季初認です。(Lesser Sand Plover)

▼ハマシギ4羽とメダイチドリ1羽の群れが岩の影に入ったり出たりしています。おそらく先ほど南方に飛んだ群れだと思われます。
落ち着きがなく、すぐに飛び去って再びどこかに降りましたが、そのあとは見つかりませんでした。

▼目的の鳥を初認することができ、次は漁港巡りへ。ユリカモメが黒いフードを被り始めています。(Black-headed Gull)

▼沖合を眺めると、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、クロガモ、ウミアイサがほとんどを占める中、2羽のシロエリオオハムらしき海鳥が目につきました。(Pacific Loon)

▼漁港にはまだケイマフリが滞在中とうかがい、立ち寄ってみると、ケイマフリがスズガモの群れに混じってうとうとしながら浮いていました。(Spectacled Guillemot)

▼なぜか人を見るとまっすぐにこちらに向かってくるケイマフリ。

▼最初に見たときより羽根の撥水状態もよくなり、こころなしか丸くなった気がします。
今日はメダイチドリが見られて良かったと思いつつ最後にもう一箇所寄ったところ、もう一種類探していた鳥を見ることができました。続く。