頭上を越えたオオワシ、魚を獲る

頭上を越えたオオワシ、魚を獲る

3/3 涸沼のオオワシを観察しに行きました。

10時ごろ網掛公園に到着。まだ朝の霧が残る中、最近オオワシがお気に入りの対岸の木々を眺めてると点のようにとまっているのが見えました。

10時40分、オオワシが飛び出してカワウが追い込み漁をしている上空を偵察するように一周し、また同じ場所に戻りました。

どうやら朝からの霧で餌をとっていないらしい、カワウの漁場を気にしている様子からしても、これから餌を獲りそうだ…!

そんな期待の中みんなでワイワイ観察していると、11時16分に木から飛び出しました。

▼「あれ?こっち向かってない?」
「どんどん大きくなってきてない…?」

▼なんとオオワシは、二日前と同じように網掛公園まっしぐらに飛んできてくれたのです。(Steller’s Sea-Eagle)
接近してくるオオワシに現場は大興奮。カメラのシャッター音が鳴り響きます。

▼写真を見返すと、オオワシは首を少しかしげて湖面をにらみ、魚を探している様子を見せていました。
餌を探してキョロキョロしながら飛んできたので撮影できましたが、本気の速度だったらブレて撮れなかったかもしれません。

▼2月中はなかなか飛翔するオオワシが思うように見られなくて苦労しましたが、3月に入りようやく見られてとても嬉しかったです。
(表情がわかるよう写真を大きめにしたので、クリック推奨)

▼のけぞって見上げる頭上を越えていくオオワシ。
(同上、クリック推奨)

▼網掛公園の上空を旋回し始めました。太陽を背に気持ちよさそうに飛びます。

▼その後、またお気に入りの対岸の木に戻るかと思いきや、下石崎と神山のあいだで3回ほどトライして最終的に大きな魚を獲って林の中に消えていきました。