長野県のオオマシコたち

長野県のオオマシコたち

2/5-6 長野県で赤い鳥を探すツアーに参加しました。

▼オオマシコが好む萩が群生した斜面に、オオマシコの群れが隠れているのが見えました。(Pallas’s Rosefinch)
その中に1羽、成鳥のオスがいます。

▼成鳥のオスはこの地のオオマシコ50羽あまりの中でも1羽しかいないといいます。
群れの年長者だからか、トップに出てきて周りを監視しておりじっとしています。
落ち着いた様子なのでしばらく茂みの中の成鳥を見ていると、突然オオマシコが飛び去りました。

▼「エッどうして」と思うと同時に、オオマシコを襲うハイタカの姿が見えました。
高速の強襲に見ている方も驚き。オオマシコ成鳥は逃げおおせたと思いますが…。

▼その後もオオマシコは道沿いに登場して楽しませてくれました。今季は当たり年といいます。若い雄。

▼雪で滑りやすい足元に注意しながら…。羽ばたくと腰の色がピンクだとわかりました。

▼オオマシコはあまり人を恐れないそうで、しゃがんで待っていると採餌しながらどんどん近づいてきました。

▼寒さで膨らんでいるせいか、体にたいして足が細すぎるのではと話題に。

▼成鳥はシソ色ですが、若い雄はシンプルな赤です。

▼若いオスを中心に、10羽弱が道を占拠して歩いている状況で、思わずため息がでる景色でした。

▼これほど多い年もあまりないそうなので、今年長野に来られてよかったです。

▼こちらは薄い茶色をベースに一部が少し赤い程度の個体で、おそらくメスだと思います。