コスタリカ・ツアー(19)~クロスジオジロハチドリ

コスタリカ・ツアー(19)~クロスジオジロハチドリ

2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカのレポート、後半に突入です。

ケツァールの探鳥を終えてから宿に一旦戻り、朝ごはんを頂いたあとは自由時間になりました。
宿の広い敷地で迷わない程度に一人で歩き回ってみます。

▼泊まっていたロッジの前を見て回ると、キメジロハエトリが見られました。(Yellowish Flycatcher)
ハエトリというのはすごい名前ですが日本でいうとヒタキにあたります。

▼ここでニューフェイスのハチドリ、クロスジオジロハチドリが愛嬌をふりまいてくれました。(Stripe-tailed Hummingbird)

▼別個体のクロスジオジロハチドリですが、光の当たり方によって色が輝きます。

ウスズミハナサシミツドリ(Slaty Flower-piercer)
先日も紹介したくちばしの先がかぎ状になっていて盗蜜できる鳥のメスです。オスは濃紺~黒です。

チャボウシツグミ(Ruddy-capped Nightingale-Thrush)
コマドリのようなスタイルで、地面をちょんちょんと歩いている小鳥が登場。

▼このあたりからは仲間と合流して探鳥しました。宿の敷地内の狭い範囲を歩いているだけで次々と小鳥が。
ホシガシラオニキバシリ(Spot-crowned Woodcreeper)

▼とても会いたかった鳥が出てくれました。クビワアメリカムシクイ(Collared Redstart)
コスタリカとパナマの固有種、キャッチーな色合いとつぶらな瞳と物怖じしない性格でアイドル的な人気が。

宿のガーデンでわいわい鳥探しをしていると、どこからともなく高速で鳥がもつれあいながら飛んできて1羽がドンとロッジの窓に衝突しました。

▼オスはめったに見られないというコスタリカノドジロフトオハチドリ。(Scintillant Hummingbird)
少し撮影させてもらったあとは、草の陰にそっと置きました。そのあと消えていたので無事に飛び立ったものと思われます。

その後、宿から歩いて向かった先の沢沿いの林道で探鳥しました。

シロクロアメリカムシクイ(Black-and-white Warbler)
モノトーンでモダンなすばらしい模様の鳥だったのですが、証拠写真です。

キバネモズモドキ(Yellow-winged Vireo)
森の中で小鳥を撮るのは大変だったのですが、人懐っこいのか近くにきてくれました。

サビイロヒゲオカマドドリ(Ruddy Treerunner)
カマドドリという名前の由来は、巣が”かまど”のように立派なことからで、神が人間に丈夫な家の作り方を教えるために遣わした使者とも言われているそうです。