コスタリカ・ツアー(18)~ケツァールのメス

コスタリカ・ツアー(18)~ケツァールのメス

2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカのレポート、後半に突入です。

前日の夜は土砂降りの中を何時間もかけて移動し、夜の9時にサン・ヘラルド・デ・ドタに到着しました。
サン・ヘラルド・デ・ドタは憧れのケツァールが見られる場所ですが、標高が2200m~2700mもあり、涼しいを越えて寒いレベルなのでダウンを着込んで部屋でも暖房オンにしています。低地では汗だくで過ごしていましたのでギャップがすごいです。

▼早朝からケツァールことカザリキヌバネドリの大好物リトルアボガドの木の前で待機。
すると、薄暗い中さっそく1羽のメスが現れました。(Resplendent Quetzal)

▼とまる枝をたまに変えながら泰然と滞在してくれました。

▼メスはメスで可愛らしいのですが、お腹が赤く、尾の飾りも長いのはオス。
やはりオスが見たいとオスの出待ちを続けます。

▼あたしのことなんかどうでもいいんでしょ!とばかりに大好物のリトルアボガドを豪快にやけ食いするメス。(そんなことない)

▼待っている間も高山帯ならではの小鳥たちが現れて飽きる暇はありませんでした。
ヒメキンヒワのメス。(Lesser Goldfinch)

▼こちらはヒメキンヒワのオス。

ウスズミハナサシミツドリのオス。(Slaty Flower-piercer)
写真をよく見るとくちばしの先端が「カギ状」に尖っているのがわかります。
そのくちばしで花に穴を開けて蜜を吸うそうです。

▼地面で採餌するアカエリシトドは人をあまり恐れません。(Rufous-collared Sparrow)

タウンゼンドアメリカムシクイ(Townsend’s Warbler)
アメリカムシクイの仲間はどれも美しいので嬉しい出会い。

ナキヒタキモドキ(Olive-sided Flycatcher)
撮影ポイントからさらに高い場所を見上げたらチョコンととまっていました。
7時半くらいまで粘りましたが、ケツァールのオスは現れず…やむを得ず下山して別のポイントへ。

▼今度は、ロードサイドの高木を見上げながらケツァール探し。
すると、外国人グループが何かを見ている場面に出くわし、おかげでかろうじてオスの長い羽根を見ることができました。