台風19号の後の海辺から涸沼

台風19号の後の海辺から涸沼

10/13 大きな被害をもたらした台風19号。
どうにか無事に乗り越えることができましたが、涸沼や周囲の河川の状況を把握するため可能な範囲で回ってみました。
海辺に向かう途中、まだ大きく報道されていなかった那珂川の氾濫の様子が高架から見え、浸水した家屋を初めて実際に見て、ショックを受けました。

▼さて、海辺では珍しい鳥の飛来を期待して探してみましたが、散策した範囲では見つからず。
ミユビシギの群れの中にいた3羽のトウネンのうち1羽にフラッグがついていることに気が付きました。

▼鳥の海にて標識されたと思われるフラッグ。報告はしたので、気長に結果を待ちます。(Red-necked Stint)

▼イソヒヨドリがオスとメスで防波堤の上に並んでいました。メスだけのんびりしていたので撮影できました。(Blue Rock-Thrush)

▼漁港にはカンムリカイツブリ。今まで見なかったので渡ってきたものと思われます。(Great Crested Grebe)

▼海から涸沼に向かうと、大貫橋は通行止めになり、涸沼の干拓地のなかでも水戸市から大洗のエリアが特に広く冠水している様子。
鉾田の湖畔の田んぼも水没しているのが見えました。
翌々日にはおおかた引いていましたが、田んぼの農道の一部はまだ冠水していて危険な状況でした。

▼涸沼にどうにか近づける場所を探して、マガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモなどの飛来を確認しました。