稲敷を訪ねて(3)~アメリカウズラシギとウズラシギの比較

稲敷を訪ねて(3)~アメリカウズラシギとウズラシギの比較

10/6 稲敷のシギチポイントを巡りました。

▼ウズラシギはいるけど、噂のアメリカウズラシギがいない…と思っていたらどこからともなく登場しました。
ハマシギと並ぶと、ハマシギのくちばしの長さがきわだちます。

▼アメリカウズラシギ。
今日はすさまじい強風で、立っていてもスコープやカメラがぶれて観察・撮影に支障をきたすほど。蓮もあおられています。

▼この蓮田にはなんとアメリカウズラシギが2羽いました。
さらにウズラシギも複数おり、逆光気味でぬかるみに足が隠れていたので、アメリカウズラシギなのかウズラシギなのか識別の難易度が高かったです。

▼アメリカウズラシギ幼羽。嘴がオレンジで、耳羽のあたりが頬紅を差したよう。(Pectoral Sandpiper)

▼さてこちらはウズラシギ幼羽。アメリカウズラシギとよく似ています。(Sharp-tailed Sandpiper)

▼アメリカウズラシギ。首から胸に縦斑がしっかり入っており、背中から雨覆にかけての軸斑がウズラシギより濃く、背中が黒っぽく見えるという印象です。

▼ウズラシギ。アメリカウズラシギより首が短くスタイルが異なり、褐色の帽子が目立ちます。
2種が混在する蓮田の観察は、よい識別の勉強になりました。