栃木県ハイキングの小鳥たち

栃木県ハイキングの小鳥たち

5/18 栃木県の高原にツアーバスで日帰りハイキングに行きました。

▼鳥目的のツアーではありませんが、せっかくなので少しでも鳥が見られればと期待しつつ、しかし初めてのフィールドではどこを見るべきかもわからず不安を抱えたまま出発です。集合までの限られた時間のなかどんな鳥が見られるでしょうか。
まずはモズが出迎えてくれました。(Bull-headed Shrike)

▼枯れ木にとまっていたのはビンズイです。草原のエリアにはビンズイの複雑なパターンのさえずりがよく響いていました。(Olive-backed Pipit)
また、上空にはアマツバメ、ノスリの姿も見られました。

▼細い渓流に近づくとミソサザイの声があちらこちらから聞こえ始め、一気に涼やかな気分になりました。(Eurasian Wren)

▼ミソサザイは2羽で追いかけっこをしたり、岩に張り付いて餌を探したりととても活発でした。
低標高の地元では越冬でしか見られない鳥の、繁殖地でのようすを観察するのは標高の高いフィールドに来た際の大いなる楽しみです。

▼アオジもあちらこちらで複雑かつ長いフレーズをこれでもかとさえずっていましたが、これも地元では春先にごくたまに聞く程度です。(Black-faced Bunting)

▼お弁当を食べていると眼下の草原の枯れ木に留まってさえずるビンズイが見えました。
胸の縦斑が濃くて冬に地元で見たのと雰囲気が違うようです。