秋のタイ旅行記(6)Thai birding ヒメカッコウ、小鳥たち
10/25 昨年秋のタイの探鳥記です。
タイ中部のスラタニ県の公園(Tairomyen National Park)で散策。
制服を着た新人のレンジャーが数人同行し、鳥の勉強を一緒にしていました。
▼ヒタキサンショウクイ(Bar-winged Flycatcher-shrike)。ライファー。白黒ツートンの小鳥です。
ヒタキでサンショウクイってどんな鳥?と図鑑を見ながらいつも思っていたので、ようやくちゃんと見られて嬉しいです。
▼チャバラコシアカツバメ(Rufous-bellied Swallow)。ライファー。
マレー半島で見られ、最近オオコシアカツバメから分化した種だそうです。こんなに濃い赤茶のツバメ見たことないので結構感動しました。
▼ノドグロサイホウチョウ(Dark-necked Tailorbird)。
ベトナムで何度か見た鳥。今回の旅の最初に見たオナガサイホウチョウに比べて灰色がシックな感じです。
▼オオモズサンショウクイ(Large Woodshrike)。ライファー。
オスだと嘴もサングラスももっと濃くモズっぽいので、こちらはメスだと思います。
▼ヒメカッコウ(Plaintive Cuckoo)のオス。
辞書をひくと「Plaintive」は、物哀しいという意味だそう。動画を見ると鳴き声が「ヒーー」という細い声なのでそんなふうな英名になったのかも?
▼ハシブトアオバト(Thick-billed Green-Pigeon)。
1回目のタイでも見ることができた鳥で、太い嘴とアイリングが特徴です。
▼ベーカーヒヨドリ(仮)(Baker’s Bulbul)。
メジロヒヨドリ(Grey-eyed Bulbul)から分化した種とのこと。
タイでは厳密な分類法により次々と種類が分化(スプリット)していっています。
▼ムネアカハナドリモドキ(Crimson-breasted Flowerpecker)。
肝心の胸の赤いのも写ってないので証拠写真以下ですが…一応見たということで…。
▼同じ場所を飛び回っていたキマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)。
東南アジアでは広い範囲で越冬しているので、行く先々で出会いがあります。
▼ムナフハナドリ(Yellow-vented Flowerpecker)。ライファー。
正面から見ると胸に太い縦斑があるのでムナフ。下尾筒の黄色と背中のカーキ色がなかなかおしゃれです。
▼キゴシタイヨウチョウ(Crimson Sunbird)。
タイヨウチョウの仲間は基本的にとてもきれいですが、特にキゴシタイヨウチョウには鮮やかなクリムゾンレッドが目を惹きます。
ライファーとなる小鳥が多く出て、楽しい散策でした。
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