小笠原探鳥記(5)~ハシナガウグイス、オガサラワヒヨドリ

小笠原探鳥記(5)~ハシナガウグイス、オガサラワヒヨドリ

9/14~19 初めて小笠原を訪れ、探鳥しました。

▼16日早朝は、鳥影の濃かったポイントに行き、メグロなどの固有亜種を探しました。慣れてくると鳴き声の違いでメジロとメグロの区別がすぐにつくようになってきました。(Bonin White-eye)

▼小笠原のメジロ、長いくちばしで花びらに穴を開けていました。

▼今回、見る頻度が少なかったのが、こちらの亜種オガサワラノスリでした。
車内から電柱に留まっているのを発見して観察するも、ちょっと光線状態が厳しめ。

▼小笠原にたくさんいたおなじみの鳥はイソヒヨドリ。こんなに日々さえずりを耳にしたことはありません。(Blue Rock-Thrush)

▼メグロをもう一枚。ロックバンドのKISSのメイクに似てますよね。

▼この日、鳥以外で興奮して撮影したのが、こちらのハナダカトンボ。小笠原の固有種にして天然記念物です。
人工物のような発色のあざやかな赤で、あれがトンボだよと言われてもにわかに信じられないほどでした。

 


 
▼17日、早朝探鳥もまた前日と同じポイントへ。ベテランのリーダーが「ウグイスの声!」と言った瞬間、今までまともに撮れていなかった亜種ハシナガウグイスが登場しました。

▼逃げるどころかつぶらな瞳で近づいてきました。
本州のウグイスより嘴が細長いそうです。全体的に赤茶っぽいのも特徴です。

▼今日もアカガシラカラスバト三昧。個体数が復活してよかったとしみじみ感じます。

▼なかなか良い場所で撮れなかった、全体的に黒っぽい亜種オガサワラヒヨドリも今日はばっちりで、少しずつ満足の行く固有亜種の写真が集まってきました。