2015年の鳥見を振り返る

2015年の鳥見を振り返る

今年も残り僅かとなりましたので、2015年の鳥見を振り返ってみたいと思います。

涸沼のオオワシ
去年より到着が2週間遅れたので、その間今か今かとドキドキハラハラしっぱなしでした。今年飛来の一報を受けた時の喜びが忘れられません。来年は来てくれるでしょうか?
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初見・ハイイロチュウヒのオス
身近なフィールドでたびたび出会う機会に恵まれ、端正な姿をじっくり楽しむことができました。こちらも来年ヨシ原を賑わせてくれることを期待しつつ。
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初夏のオオルリ
山地で鳥見をする機会が少ないため、なかなか会えない山の美しい夏鳥たち。今年は気合を入れて早朝から山中で探鳥し、オオルリを自己発見できた時はたいそう嬉しかったです。ちょっと羽根が乱れた個体だったのはご愛嬌。
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チュウシャクシギの塒入り
涸沼の付近で渡りの時期に数羽見られれば大満足のチュウシャクシギが、ひとところにこんなにも大集結していたとは!
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▼シギチドリの秋の渡り:ツバメチドリ
今年の涸沼周辺は、ありがたいことに夏の水張り田んぼに恵まれ、7月中旬からつぎつぎとシギチドリが立ち寄ってくれました。
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▼シギチドリの秋の渡り:アカエリヒレアシシギ
三番瀬や谷津干潟に入ると同時期に、涸沼の周辺田んぼにも同じ鳥種が現れるという具合で、朝夕気になってしまい水張り田んぼ巡回中毒になっていましたね…。
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▼シギチドリの秋の渡り:初見・キリアイ
まさか地元で会えると思っていなかったので、感激しました。また、夏の水張り田んぼさえあれば、野鳥が立ち寄ってくれることを実感しました。
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▼シギチドリの秋の渡り:初見・チュウジシギ
今年は絶対にチュウジシギを見つけようと決心し、チュウジシギの好きそうな天候や環境を調べて探し続けました。結果、一羽とても愛想の良い個体に会え、尾羽根まで確認できたことは幸運でした。
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▼水戸市森林公園のタカの渡り:初見・エゾビタキ
通いだした時期が遅くサシバのピークこそ外してしまいましたが、猛禽類の他にも周辺を飛ぶ小鳥を定点からじっくり観察でき、楽しい時間を過ごすことができました。
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アシナガシギに会いに行く
珍鳥に対してそこまで情熱があるほうではないのですが、そう遠くない場所だし涸沼でも記録があるし…行ってみるか~と軽い気持ちで出かけたところ、「稲敷のどこか」という肝心な情報がわからず、3時間以上さまよいました。ようやく車の列を見つけて場所が分かった時には達成感に満たされましたが、漠然とした情報で出かけると大変なことになるなと思いました。しかしそれも今は良い思い出です。
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さて、今年も当ブログをご覧頂きありがとうございました。
皆様の応援(ポチやイイネ)やコメント、フィールドでのお話などが励みになり、年末には記事の数が1000個を越えました。
来年も地元のフィールドを大切にしつつ、地道に更新・勉強を続けていきたいと思います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。(yotty)

現在の観察種:254種