2014年の鳥見を振り返る

2014年の鳥見を振り返る

今年もせっかくなので2014年の鳥見を振り返ってみたいと思います。

▼今年の一番大きな目標は昨シーズン機会を逃してしまった「涸沼のオオワシ」を見ることでした。
1月の飛来直後に観察することができ、勇壮な飛翔に大きな感動をもらいました。
DSC07380

▼まさか近くのフィールドで見ることができるとは思っていなかったコミミズクとの偶然の出会い。
1月で一年分の鳥運を使い果たしてしまったのでないかと思うほどの興奮でした。
DSC00037

▼目と鼻の先で営巣を始めてしまったコチドリ。
胃に穴が開きそうに心配しながら見守った日々は忘れられませんが、今度は目につかない所で営巣してほしいです…。
Y71_4914

▼夏の終わりの涸沼のツバメの塒入り。
1万羽前後いるのではないかというツバメの”群の意思”が織りなす神秘的な光景に魅入られました。
Y71_6383

▼涸沼周辺の巡回中には予期せぬ鳥との出会いも。
ホシムクドリは今シーズンもどこかに現れるでしょうか。
DSC04091

▼アカコッコを見るために三宅島へも出張。
船は少し苦手ですが、普段見られない鳥に出会うことのできる島旅は癖になりそうです。
Y71_3010

▼夏羽の美しいアカガシラサギに散歩道で遭遇。
逆光の中、ゴイサギだと思って双眼鏡を当てたので、アカガシラサギと気づいた時は脳に電流が走るような衝撃でした。
Y71_1424

▼こちらもラッキー系で、夏羽アカエリヒレアシシギ。
涸沼の周りに水張り田んぼがなかなか見つからず、必死の思いで範囲を広げて捜索しましたが、真夏の探鳥は軽く命がけでしたね…。
Y71_2564

▼昨年は知識不足で、秋になると身近なところまできていたことに気がつかなかったノビタキ。
知らないことの多さを実感するとともに、今年は可愛らしいその姿を何度も見ることができて嬉しかったです。
Y71_9325

さて、今年も当ブログにお付き合いを頂きましてありがとうございました。
来年も皆様からの応援を励みに、地道な更新を続けて参りたいと思っております。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。(yotty)

余談ですが、鳥見を開始して丸2年の観察種は217(+8 外)種で、うち涸沼周辺で131(+4 外)種でした。