粟島を訪れて(5・了)キマユホオジロ

粟島を訪れて(5・了)キマユホオジロ

5/6-8 新潟県の粟島を訪れた際の記録です。

▼5/8 最終日。畑を歩き回ってもめぼしい鳥は少なく、どこもかしこもキマユホオジロだらけ

▼大げさではなく、少なくとも内浦周辺の3箇所で数羽から10羽程度の群れを見かけました。かなり特異な状況です。

▼海辺でキセキレイやハチクマを観察し、内浦の畑に戻るとかわいらしいノビタキのメスが接近してきました。

▼水路の周辺にアカマシコ来ないかなあと待っていると、初登場のニュウナイスズメが水浴びを始めました。(Russet Sparrow)

▼お昼を食べて、乗船所の近くの公園を見に行くと、そこにもキマユホオジロの群れがっ!どんだけ大量投入されたというのか。
写真はそのあとの野馬公園のキマユホオジロ。

▼キマユホオジロと意外と顔つきが似ている夏羽のカシラダカ。(Rustic Bunting)

▼島でお会いした方々が口々に「ムネアカタヒバリいたよ~」とおっしゃるのですが、ついに会えずじまい。こちらはビンズイです。(Olive-backed Pipit)

▼帰りはゆっくりしたフェリーで、正面向きの甲板で真ん前から向かってくる鳥たちを観察。アカエリヒレアシシギ(写真)、ウトウが見られました。

▼行きでも見たシロエリオオハムも複数羽。

 
さて、今回初めて粟島を訪れましたが、飛島とくらべて船の運行が安定しているので、はらはらせず心穏やかに過ごせました。バードウォッチャーが少ないため、まったりマイペースに探鳥できるところも好印象でした。
あまり多くの鳥を見られないと聞いていましたが、今年どこもかなり鳥が少ないと言われている流れの中では満足のいく鳥果だったと思います。
宿の魚介づくしの料理と白米の美味しさも忘れられません。