稲敷の秋のシギ・チドリ2017(1)~エリマキシギ、アメリカウズラシギ

稲敷の秋のシギ・チドリ2017(1)~エリマキシギ、アメリカウズラシギ

9/24 稲敷の秋のシギ・チドリ探鳥会に参加しました。参加者は50名と大盛況でした。

▼ポイントに到着し、二番穂の伸びた田んぼに潜むタシギやチュウジシギを見ながら農道を進んでいくと、次の田んぼにはタカブシギとともにアメリカウズラシギが1羽いました。いきなりすごいのが来ましたね。
(アメリカウズラシギ Pectoral Sandpiper)

▼さらに進むと、田んぼにトウネンが10羽±入っており、徐々にシギ・チドリの声が色々と聞こえてきました。(Red-necked Stint)

▼正面に、あどけない顔をしたムナグロの幼鳥が1羽出てきました。コチドリも3~4羽一緒にいます。(Pacific Golden-Plover)

▼次の水張り田んぼには、コアオアシシギ、アオアシシギ、セイタカシギが点在していました。チョーチョー!というアオアシシギの声に耳を傾けたり、コアオアシシギとアオアシシギの違いを見比べたりしました。
(コアオアシシギ Marsh Sandpiper)

▼嬉しかったのは、はるか遠くにいたアカエリヒレアシシギです。くるくると餌をとる姿が面白くもあり可憐でもあり…。(Red-necked Phalarope)

▼田んぼの上では、ツバメの仲間たちとともにひときわ大きなアマツバメが鎌形の体を自由自在に操りながら飛んでいました。(Fork-tailed Swift)

▼折り返して戻ってくると、入り口の田んぼにエリマキシギの幼鳥が3羽降りていました。大きなオス1羽と小柄なメス2羽です。
これが探鳥会で回った一つめのポイントですが、すでに満腹という内容でした。続きます。