猛禽ふれあいタイム

猛禽ふれあいタイム

7/4 那珂市の茨城県植物園のイベント、猛禽ふれあいタイムです。

▼猛禽ふれあいタイムは、茨城県鳥獣センターのボランティアによるイベントです。
保護された猛禽類を間近で見せることで、人々に同センターの活動内容を伝えるとともに、身近な自然や野生動物に関心を持ってもらうことを目的としています。
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▼自然復帰トレーニング中のチョウゲンボウ若鳥が、フライトの訓練を見せてくれました。思ったより小さくてかわいらしい…。
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▼自然復帰ができなくなるパターンは2つあり、大怪我で戻れない場合と、人慣れしすぎて戻れない場合とあるそうです。
こちらは大怪我で飛べなくなってしまったフクロウ。
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▼フクロウの全体的なバランスがかわいすぎていつまでも見てしまいますが、当人は哀愁を帯びたまなざしで遠くを見ています。
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▼本日の個人的サプライズはオオコノハズクでした。
とても小ぶりで、写真上では解像度が足りなくて表現できないほど細かくて美しい模様をまとっています。
こんなカムフラージュ能力の高い鳥が茨城のどこかの森に潜んでいるのか~と思うと夢が広がります。
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▼さらに驚くことに、あの”ノスリ”が登場しました。
ノスリといえば身近な猛禽類ベスト3に入る鳥種ですが、野生下でこんなに近くで見る機会は無いので大興奮です。
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▼人慣れしすぎているので野生復帰できるかグレーゾーンとのことですが、訓練を乗り越えて、冬の空にノスリマークを掲げてほしいですね。
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