渡良瀬めぐり(4)~コミミズクなど

渡良瀬めぐり(4)~コミミズクなど

1/4 渡良瀬遊水地で猛禽類を観察しました。

▼最後の締めはコミミズクを見よう!と午後はコミミズクのポイントに向かいました。
日が高い時間帯から大勢がスタンバイしていますが、その列が途方もなく長く、どこに出るのかさっぱりわかりません。
見えるのは高く飛ぶノスリやチョウゲンボウなどです。

▼とにかく飛ぶのを待っていると、2時半過ぎ、突如として―大げさな表現ではなく―うっかり脚を持っていかれそうなほどの猛烈な強風が吹きすさび始めました。
こんな凄まじい風では、翼を痛めることを嫌うフクロウ類が飛ぶはずがありません。
立っているのも大変な状況で、カメラマンは車や堤防下に撤退し、半分くらいの方は帰路についてしまったようでした。
しかし、「あの奥で2~3羽飛んでいたのを見た」という情報を伺い、悔しくてこのままでは帰れない気分に…。
風を避けながら16時ごろまで待ち、もう諦めて帰ろうとしたところ、ふいにハイイロチュウヒ(メス)が飛び始めました。

▼そして、すぐに反対側の河川敷にコミミズクが登場!(Short-eared Owl)

▼やはり風を嫌っているようで、河川の低いところを飛び回っており、なかなか高いところには出てきません。

▼久しぶりに観察したので、遠いけど感動~!
飛び方など、ああこんなふうだったなあと思い出しながらの観察です。

▼2羽がたまに挨拶するようにしてすれ違いながら飛行しています。

▼こんなポイントが近くにあったら毎日見に行きたくなりますね。
珍鳥、あこがれの鳥など色々見られて充実した渡良瀬探鳥になりました。