山形県の沢沿いを歩く(1)オオルリ、イカル、オシドリ

山形県の沢沿いを歩く(1)オオルリ、イカル、オシドリ

4/28~29 山形県飛島に向かうべく、あつみ温泉駅から車で40分ほどの沢沿いの旅館に前泊し、周辺で探鳥しました。

▼山形到着初日(28日)はあいにくの悪天候。それでも午後は雨の装備で探鳥し、池でオシドリ(写真)やコガモ、田畑ではイカルやカシラダカなど観察。
稜線からはツツドリの低い声が雨音にかき消されることなく聞こえてきました。
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▼翌日(29日)は飛島行きの船の出航に望みをかけて酒田港へ向かうも、途中で強風のため欠航が決まったことを知り、意気消沈。
一旦酒田港の様子を見たのち、再び同旅館へ逆戻りです。
旅館の周りは渓流沿いの素晴らしい環境なので探鳥さえできればいいのですが、雨が降り止みません。(イカル)
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▼風雨が弱まったすきを見て、傘を手に探鳥しました。
しかしその後も、突然雹(ひょう)が降ってきたり、春とは思えない冷たい風が吹きつけてきたりと、もう何がなんだか。
どうにか見えてきた晴れ間をたよりに探鳥していると、渓流沿いにはオオルリ(写真)、カワガラス、キビタキ等の姿が。
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▼オオルリは、営巣場所と決めたところが近いのか、ペアで登場し、天候不順の悲しみを和ませてくれました。(オオルリ、メス)
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▼また、初めてヤマセミの声を聞くことができました。
「ケッ、キャッ」というような、山間に響く強い声を発しながら、渓流沿いに飛去していったようです。
さて明日は船が出てくれるでしょうか。
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