夏羽のトウネンとミユビシギの違い

夏羽のトウネンとミユビシギの違い

5/15 平磯でトウネンとミユビシギの夏羽が観察されたので、今後のために比較し、識別点をまとめました。

▼トウネンは15cm±、一方ミユビシギは20cm±なので、2種が一緒にいるとトウネンは相当小さく見えます。(左下がトウネン、あとはミユビシギ)
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▼夏羽のトウネン。
①眉斑:過眼線が濃く、白い眉斑があります。
②上面~風切の羽根:羽根の黒い軸班の先が鋭角的に見え、羽根の一枚一枚も先が尖った印象です。
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▼夏羽のミユビシギ。
①眉斑:夏羽になるとほとんど見えません。
②上面~風切の羽根:黒い軸班の模様は複雑で、羽根の一枚一枚は丸みを帯びています。
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▼夏羽のトウネン。
全体的にはミユビシギより規則的で整った印象をおぼえます。
顔からのどにかけて朱色が柔らかく広がり、個人的には、酔っ払って頬を染めているように見えます。
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▼夏羽のミユビシギ。
全体的にレンガ色と黒色のモザイクがランダムに配置され、トウネンよりワイルドに見えます。
最終手段は、後ろのあしゆびが無いことを写真で確認すること…。
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▼冬羽から夏羽に換羽中のミユビシギ。夏羽になった部分をよく見ると、一枚の羽根の中に赤茶色の円が2つはいったユニークな模様であることがわかります。
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