初見のオオムシクイ

初見のオオムシクイ

5/28-29 涸沼周辺の普段歩いたことのないルートを散策しました。

▼ホオジロのさえずりが色々な場所で聞かれました。(Meadow Bunting)
驚いたのは、涸沼周辺で「ガビチョウ」のさえずりを初めて聞いたことです。こんな低地にも登場するとは思いも寄りませんでした。

▼繁殖期真っ盛りなので、巣立ち雛がちらほら。警戒心の少ないスズメの子。

▼さて、丹念に歩いていると新発見があるもので、涸沼周辺の林を歩いているとき、「ジュッ」「ジッ」という低くて太く、「え、鳥?」と思ってしまうような聞いたことのない声が聞こえてきました。

▼耳を済ましていると「ジ・・・ジジロジジロジジロ」と続き始め、CDや図鑑などで知っていた初見の「オオムシクイ」だとわかりました。(Kamchatka leaf warbler)
東南アジアで越冬し、北海道~カムチャッカ半島などで繁殖するムシクイです。

▼あたりを一周してから戻ってくると、まだ鳴いていたので上を見上げると、ヒタキのように枝のあいだをひらひら飛び回って虫を獲っているその姿を見ることができました。とても暗い森だったので証拠写真ですが、姿も見られて良かったです。