2/27　銚子へコオリガモを求めて旅立ちました。

▼港のそばにいたスズガモの群れの中にはコオリガモの姿は見当たりませんでした。聞くところによると、早朝の段階で南のほうへと飛び去ったそうです。突堤沿いに南の方へと歩いてみますと、わりと近くにクロガモやウミスズメの姿が見られ、はるか遠くの屏風ヶ浦の岸壁の下にコオリガモを含んだスズガモの群れが見えました。しばらく観察していると、スズガモが急にざわざわし始めたので、急いで港のポイントに戻ると、スズガモの群れが港付近に一気に戻ってきました。

▼待ちに待った…といってもたいして待ったわけではないですが、ようやく戻ってきてくれたコオリガモ。白っぽいのですぐわかります。(Long-tailed Duck)

▼戻ってきた瞬間は岸から近かったのですが、人の集団に驚いてか、遠くに離れていきました。だいぶ遠くなってしまいましたが、そのうちじわじわ近くに戻ってきそうだったので、再び待ちました。

▼かなり近くなった瞬間。眠っていますが、たまに起きたり、尾羽根を振ったりします。

▼きれいなオスで、肩羽や長い尾羽根のすばらしい造形に感動。

▼翼は裏表ともに黒でおしゃれ。北海道で一度見たことがありますが、北海道の港で見たような距離で関東でも見られて良かったです。

▼あわよくば特徴的なあの声で鳴かないかな？とも思いました。胸は、完全な成鳥なら真っ黒の前掛けで、写真のようにまだらになっていないそうなので、少し若い個体かもしれないです。