伊豆沼・蕪栗沼(6)~シジュウカラガンの群れ

伊豆沼・蕪栗沼(6)~シジュウカラガンの群れ

11/14-15 宮城県の伊豆沼・蕪栗沼を訪れました。

▼カリガネやシジュウカラガンはなんとなく気に入った田んぼが決まっていて、毎年だいたい同じ様なところに来るようです。

▼シジュウカラガンの群れを狙って農道を進むと、奥に十数羽の群れがいるのが見えました。(Cackling Goose)

▼マットな黒と、ベージュっぽい頬の色がなんとも言えずおしゃれなシジュウカラガン。

▼名前の由来は、シジュウカラに似ているからということだそうで、まあ予想通りという感じです。

▼一時は絶滅したと思われていた鳥が、約2000羽までに増えるとは。

▼少しずつ距離を詰めて、もうここで限界、というところで引き返しました。

▼その間、空が不穏な雲行きになってきて、低い位置から差す光と曇天の組み合わせによってマガンが妙によく撮れました。

▼成鳥のお腹の横縞がばっちり。個体識別できるくらい個性がある模様です。

▼帰る時間になるまで、マガンの塒入りに再チャレンジしました。

▼雨がぱらつく中でまたしても天候に恵まれませんでしたが、幻想的な落雁の様子をしみじみ観察しました。

▼伊豆沼、蕪栗沼は想像を遥かに超えるスケールの湿地帯で、餌場となる周囲の水田と合わせて非常に見応えがあり、充実した時間を過ごすことができました。マガンたちの越冬環境を守り整え、広大な湿地環境の維持につとめてきた多くの方々の努力を思わずにはいられません。しかし年々飛来数が増えているとのこと、どこまで増えていくのか気になります。