![フクロウ、出会いは突然に](https://torinote.net/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/Y71_9008-470x260.jpg)
フクロウ、出会いは突然に
偶然フクロウに出会いました。
素早い小鳥を追いかけて森の脇道に入ったところ、視界の端を茶色っぽい猛禽類が通りすぎていきました。
小鳥に集中していたため、なんとなくトビだろうとたかをくくっていたら、同行者が撮ってみたほうがいいと強く言うので撮影に臨みました。
▼最初はトビにしては丸みを帯びた白っぽい背中が見え、すぐにはなんだかわかりませんでしたが、クルッとこちらを振り返った瞬間に黒くつぶらな瞳が見えて鳥肌が立ちました。
「フ…フクロウだ!!」(Ural owl)
▼フクロウ自体は初見ではありませんが、明らかな営巣地以外で県内での自力発見は悲願でした。
▼カラスを追い払っている最中のようで、しっかり撮影する前に飛び去ってしまい、がっくり落ち込んでいると、しばらくして逆にこちらを観察するようにバッチリ抜けのいい光の当たる枝に戻ってきてくれました。
▼今年の鳥運を使い果たしてしまったのではないかというくらい嬉しかったです。
横から見ると顔が平面的で、やはりフクロウ類はユニーク。首を回転させながら動かしてカラスを警戒していました。
▼野生のフクロウは、思った以上に凛々しくも可愛く、日本の自然の中にこういった生物が密かに生きていることを実感し、心底感動しました。
また、フクロウに偶然会いたいという個人的な夢が叶い、その後も至福の気分が続きました。
すごい。偶然の出会いだと感動二倍ですね。
今年の鳥運使い果たしちゃいましたかね。(笑)
何気に気づかないだけで、小さな草むらや、森に、みんな生きてんるんですね。
自然は大事にしないとって思います。
めちゃめちゃ羨ましいです。 茨城住みたくなってしまいます。
こちらではUral owlはいませんが、Barred Owlという似たようなのがいます。
私もまだ見れてないんで、いつかは見れたらいいな~と思ってます。
それにしてもかわいすぎるな~。
Popo様>
本当に夢のような瞬間で、今思い出しても顔がほころびます。
こんなに素敵な鳥が、身近な自然の中にひっそりと生きてることを知って、ますますバードウォッチングがやめられなくなってしまいました。
しかし、最近はフクロウが営巣できる大木や老木が切られたり、餌をとる野原なども開発されたりして、彼らにとって住みにくい環境となりつつあり、偶然に出会うことは今後もっと難しくなってくるかなあと思っています。
Popo様もはやくBarred Owlに出会えると良いですね。