ツバメチドリの虫捕り

ツバメチドリの虫捕り

5/11 涸沼でツバメチドリを観察しました。

▼トラクターが作業の真っ最中の田んぼの脇を通ろうとすると、同行者が「待って、何かいる!」と車を止めました。
よく見るとツバメチドリの特徴的なバナナ型のシルエット。(Oriental Pratincole)

▼まさか作業中の狭い田んぼにいるとは思わず、あやうくスルーするところでした。撮影をしていると餌を見つけたツバメチドリがどんどんこちらに近づいてきました。

▼見事、泥の中からなにかをキャッチ!

▼一瞬カマドウマかと錯覚するようなしっかりした手足のヤゴらしきもの。ヤンマ系のヤゴでしょうか。

▼ゴックンしました。

▼進んでくるトラクターの真正面から全く動かないので農家の方も思わず避けていましたが、ずいぶん人馴れしたツバメチドリです。

▼調べると、ツバメチドリはあえてトラクターなどの田起こしの作業中に餌を探す、アマサギのような採餌方法をとることがあるそうです。

▼その後、しばらくしてからもその日中は同じ場所に留まっていた模様。ツバメチドリは数は少ないものの最近の涸沼ではなにげに毎年見られています。