2月のタイ中部シリーズです。
早朝からケーンクラチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park)内を探鳥しました。
▼4日目。早朝から公園に向かって走っていると、車道の両側の林から二重三重に鳥のさえずりが沸き起こり、今日はどんな鳥に会えるだろうかと期待がふくらみます。

インドトサカゲリが通せんぼ Red-wattled Lapwing
▼早朝の探鳥では、特にケラ類(キツツキ類)が頻繁に登場。日本の地元で見られるケラ類とは異なるユニークな外見を捉えようと、薄暗いなか撮影に奮闘しました。

パンクなヘアスタイルが個性的 キエリアオゲラ Greater Yellownape
▼今回のタイ探鳥で出会いたい鳥の筆頭だったボウシゲラにも運良く会うことができました。
大型のケラ類で全身灰色で頭が大きく一見地味な風貌ですが、オスはほほにピンクのチークをしており、目がつぶらなのが妙にチャーミングなのです。

50cmもあるので飛ぶ姿はカラスのような迫力 ボウシゲラ Great Slaty Woodpecker
▼早朝の探鳥では、”野鳥の活発さは夜明けの頃が一日のうちのピーク”であることを改めて実感しました。
特に鳥の総数が圧倒的に多いこのような環境ではその勢いを肌で感じられます。

高木を見上げたら日本では珍鳥のあの黄色い鳥が。 コウライウグイス Black-naped Oriole
▼その後は、標高低めの小川沿いや森の中を丹念に見て歩きました。
朝に比べて鳥たちがおとなしくなった中、ガイドさんが先日の赤いズアカキヌバネドリに続いて黄色いヤマキヌバネドリを発見。
しかも大変穏やかな個体で、これ以上はもう十分と思える所までじっくり見ることができました。

森の奥にひっそりと佇む優雅な鳥 ヤマキヌバネドリ Orange‐breasted Trogon
早朝、まだ暗い中をケラ類が多数登場 ズアカミユビゲラ Common Flameback
次々とケラ類が現れ、好きな人にはたまらない状況 キエリアオゲラ Greater yellownape
30cm前後、アオゲラ大のキツツキ コガネゲラ(メス) Greater Flameback
頭が赤いのがオス、白黒なのがメス コガネゲラ(オス) Greater Flameback
キツツキパニック状態。あとでよく教えて頂く スジムネアオゲラ(メス) Streak-breasted Woodpecker
日本でもまだ見たことないのに… ブッポウソウ Dollarbird
茶色がかった羽衣が独特 ビルマサイチョウ Tickell’s Brown Hornbill
朝の混群には色々な小鳥が混じっている アオバネコノハドリ(メス) Blue-winged Leaf-bird
絵の具を塗りたくったような顔は何度見ても奇妙 アオミミゴシギドリ Blue-eared Barbet
眼が充血気味なのが気になる ハシブトハナドリ Thick-billed Flowepecker
なにやらマッチョなリスが樹上から降りてきた… クロオオリス Black Giant Squirrel
前から見ても後ろから見ても素敵 ヤマキヌバネドリ Orange‐breasted Trogon
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