コチドリのひな誕生
5/28 本日、今まで見守ってきたコチドリの卵が孵化しました。
▼5/9 野鳥の繁殖に関して影響のある内容は極力控えたいと思っているのですが・・・ゴールデンウィーク期間中で人が来ないのをいいことに、コチドリが会社の真ん前で抱卵を始めてしまったのです!
卵は4つ。巣には枯れ草や小さめの石が集められて薄いお皿のように凹んでいます。
▼その距離、会社の玄関から2~3m。見たくなくても見えてしまいます。
定点カメラで観察したところ、朝方は1時間に一回くらいの割合で雌雄交代して抱卵していました。
交代の際には「ピオ!ピーォ!」と声掛けをしあいます。
コチドリ(オス♂)、旦那さんです。臆病で人が玄関に来るとすぐ逃げてしまいます。
▼コチドリ(メス♀)、奥さんです。責任感が強く、人がいても抱卵をやめなかったり、離れてもすぐに戻ってきます。
▼5/22 抱卵期間は24-25日ということで、もうすぐうまれるのではないかとどきどきする毎日。
その間、強風で親鳥ごと卵が吹き飛んだり、降り止まない大雨で親鳥がずぶ濡れになったりと、色々なことがありました。
▼5/28 そして朝9時、4羽とも無事に孵化!親鳥の下に隠れています。
定点カメラにより、健気に休むこと無く抱卵していたことを知っているので大感動!よく頑張った!
▼午後観察した頃にはすでに走り回っていました。車道が目の前なので、轢かれやしないかと心配です。
さらに、カラスや猫やイタチなど天敵の存在も心配です。
とにかく心配だらけですが、ひなはどこへ行くのかわからないので温かく見守るほか何もできません。
無事に全員が成鳥になれることを祈っています。
待った甲斐あってやっと誕生おめでとうございました。良かったですね。
涸沼爺さん 様 >
コメントありがとうございます。
ひなの小ささたるや豆粒のようで、しかも、あと一歩で車道…という場所にいるので車が通るたびにハラハラします。
今日も無事4羽いるのを確認しましたが、しばらく落ち着かない日々です。