8/24　水張り田んぼにシギ・チドリが集まっていました。

▼干からびてしまい見どころから外していた田んぼが、しばらく見ない間に満々と水をたたえた素晴らしい水張り田んぼになっていました。
収穫後の田んぼに雑草防除のために水を入れることで、はからずもシギ・チドリの楽園になる「なつみず田んぼ」です。

▼どこから見ていいのか戸惑うほどいろいろいます。
渡りのシーズン毎日この状況だったらな～！と思いますが、日照りが続くと2～3日で消えてしまう儚いオアシスでもあります。

▼詳細に見ていきます。まずはトウネン。5羽ほど見られました。(Red-necked Stint)

▼1羽だけいて目立っていたウズラシギ。顔まで斑がびっしりとあり、濃ゆい印象のほぼ夏羽個体です。(Sharp-tailed Sandpiper)

▼ふと脇に目をやると、ムナグロまで飛んできました。5羽の小さな群れです。(Pacific Golden-Plover)

▼一番多かったのはヒバリシギ。10羽+が見られ、小さいシギはどれを見てもヒバリシギ、という状況には驚かされました。
右にいるのはグレーがかったオジロトウネン。こちらは1羽です。

▼身内らも駆けつけて見ることができました。オジロトウネン。少しくちばしが下に向いているのが特徴的。

▼コチドリ、タカブシギなど前から見られたシギ・チドリも、今季一番にぎやかになった状況に興奮気味の様子でした。